悪女(3)について

遅れてきたプレイボーイについて考えよう

気象学者のケイトは、砂漠で極秘プロジェクトの任務についている。
先日、メンバーの一人が病に倒れ、急遽新しい人材が補充されることになった。
選ばれたのは、デイブ・スコット大尉という男。
大役を任されたにもかかわらず、初日から遅刻してくるなど傲慢な態度だ。
しかも、根っからのプレイボーイだという噂で、ケイトにもあからさまなほど誘惑的なまなざしを向けてくる。
彼とは仕事以外では距離をおこう……そう決意したのもつかの間、突然のデイブのキスが、ケイトの心に波紋をもたらした。
レジーナは祖母のもとを訪ねるため、イタリアの美しき街、アマルフィにやってきた。
そこで彼女は、ニコ・ロマーノと出会う。
類まれな風貌と黒髪がなんともすてきな男性だ。
真面目で堅物すぎると家族にも心配されているレジーナだが、会ってすぐニコに心を奪われ、彼のことをよく知りもしないうちに、身を捧げてしまう。
だが数日後、悲しい事実がレジーナを襲った。
実はニコは、有名な公爵だったのだ。
そして彼には、家同士で決められた婚約者がいた。
人付き合いが苦手で、派手な生活には縁のないジーナ。
彼女はこのたび、絵本作家として名誉ある賞を受賞した。
その記念にと行われたサイン会で、子供にまじって彼女のサインを求める男性がいた。
彼の名はケイス・フォーチュン。
有名な富豪一族の一人で、毎日のように新聞の社交欄をにぎわせている。
ケイスはあろうことか、サイン会を終えたジーナをデートに誘った。
なぜ彼のようなゴージャスな男性が、私を誘うの? 警戒しつつも、ジーナはひそかな胸の高鳴りを無視できずにいた。
もちろん、彼が残酷な計画を秘めていることなど知る由もなかった。
ジルは学生時代、酔った恋人にいきなり暴力をふるわれ、生涯消えない醜い傷を首筋に負ってしまった。
その事件を機に軍人となり、やがて、極秘プロジェクトのメンバーとして人里離れた秘密基地に赴任する。
存在すら極秘にされているその基地で任務に励むうち、ジルはハンサムで有能な医師コーディに強く引かれつつも、彼の行動に疑念を覚えるようになった。
コーディは何か意図をもって基地にもぐりこんだのではないかしら? 彼の秘密を探らなければ。
そう思ってコーディを誘い出した夜、いきなり唇を重ねられて、ジルはうろたえた。
長身で黒髪の貴公子アレックスは、放蕩者で有名だが、浮気を繰り返し父を苦しめた母のせいで、女性には冷淡だった。
そんな彼の敬愛する伯父ヘンリーがある日、アンジェリーナという若い娘を伴い現れた。
アメジストのような瞳を持つ優美なその娘は、伯父との結婚を反対され大陸へ去った昔の恋人の忘れ形見だという。
一方、伯父に愛を拒まれた腹いせにその弟と愛のない結婚をした女――それがアレックスの母だった。
浅からぬ因縁に敵意を抱く彼に、アンジェリーナも負けていない。
「わたしは誰とも結婚などしませんから」面白い。
生意気な小娘を誘惑してやろうじゃないか。
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